食道表在癌を合併した vigorous achalasia の1例
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概要
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症例は68歳, 男性. 前胸部から心窩部にかけての痛みと嚥下困難を訴えて受診. 食道X線検査, 24時間食道内圧検査などからvigorous achalasiaと診断した. 食道内視鏡検査で下部食道に不整びらんを認め, 食道表在癌の合併と考えた. 食道癌は内視鏡的に切除し, vigorous achalasiaに対しては噴門部のバルーン拡張術を行い経過良好である.
- 財団法人 日本消化器病学会の論文
- 2004-09-05
著者
-
浜本 哲郎
米子博愛病院内科
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鶴原 一郎
米子博愛病院内科
-
三浦 直也
米子博愛病院 内科
-
野口 美智子
米子博愛病院内科
-
大村 宏
米子博愛病院内科
-
堀 立明
米子博愛病院内科
-
浜本 哲郎
米子博愛病院 内科
-
鶴原 一郎
米子博愛病院 内科
-
野口 美智子
米子博愛病院 内科
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前田 佐登子
米子博愛病院内科
-
堀 立明
米子博愛病院 内科
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