スマンクスの臨床評価
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概要
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スマンクス(SMANCS)は,蛋白性抗腫瘍性抗生物質neocarzinostatin(NSC)に脂溶性物質であるスチレン・マレイン酸交互共重合体(SMA)を化学結合させた, 親油性の高分子抗がん剤である. 油性造影剤リピオドールに懸濁し肝動脈内に投与すると, 肝細胞がんに選択的に集積しすぐれた抗腫瘍効果を発現する. スマンクスはDDS製剤としてわが国で開発され, 臨床に供された数少ない薬剤の一つである.
- 日本DDS学会の論文
- 2004-09-10
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