流動層反応器を用いた気相法炭酸ジメチル合成プロセスの開発
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概要
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炭酸ジメチル(DMC)は多彩な用途をもつ化合物である. 気相でのメタノールの酸化的カルボニル化反応でDMCを合成するための担体および触媒を開発し, 開発したCuCl2/NaOH/活性炭触媒に対して最適条件の探索を行った. 反応温度の制御と触媒再生のためには流動層反応器が適している. 小型(内径13.3 mm)とベンチスケール(内径53.5 mm)の流動層反応器を用いてDMCの合成反応を行った. ベンチスケール反応器を用いた実験は, 200時間以上の長期運転でも良好な反応成績を示した.
- 社団法人 化学工学会の論文
- 2004-05-20
著者
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海野 洋
日揮(株)技術・ビジネス開発本部
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渡邉 嘉之
日揮(株)技術・ビジネス開発本部技術開発部
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伊藤 浩文
日揮(株)技術研究所
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大原 武
日揮(株)技術研究所
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石垣 慎也
日揮(株)技術研究所
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海野 洋
日揮株式会社技術開発本部
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石垣 慎也
日揮(株)
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海野 洋
日揮(株)
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渡邉 嘉之
日揮(株)技術・ビジネス開発本部
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