ヒトパルボウイルスB19関節症の8例
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概要
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症例1は41歳,女性.主訴は両手足のむくみと関節痛.家族歴として娘の学校で伝染性紅斑が流行.ヒトパルボウイルスB19IgM抗体が陽性.非ステロイド性抗炎症剤の投与により,約2週間後にはむくみや関節痛は改善した.ヒトパルボウイルスB19は小児の伝染性紅斑の原因として知られているが,成人では急性の関節症状を呈することがある.稀に関節症状は慢性化する.ヒトパルボウイルスB19関節症の8例について報告する.
- 2004-02-10
著者
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西垂水 和隆
今村病院分院 救急・総合内科
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西垂水 和隆
慈愛会今村病院分院救急・総合内科
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岡留 格
今給黎総合病院神経内科
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丸山 芳一
今給黎総合病院神経内科
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林 茂昭
今給黎総合病院神経内科
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吉留 嘉人
今給黎総合病院神経内科
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