人工遺伝暗号システムを利用した機能性蛋白質の作製
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
非天然型アミノ酸を導入することによって, 蛋白質に新規な性質や機能を付加したり, 機能や構造の解明に役立てたりすることができる. 非天然型アミノ酸を特定のコドンに対応付けるシステム(人工遺伝暗号システム)によって, 無細胞蛋白質合成系や生きた細胞において, 非天然型アミノ酸を組み込んだ蛋白質(アロ蛋白質)が生産できるようになっている. 近年, 利用可能なアミノ酸のレパートリーも拡大し, 部位特異的な組み込みも可能であることで有用性が増してきている.
- 日本DDS学会の論文
- 2003-11-10
著者
関連論文
- 高度好熱菌バリルtRNA合成酵素・tRNA^・バリルAMPアナログ三重複合体の結晶学的解析
- 研究ニュース
- RNAポリメラーゼホロ酵素の結晶構造が示す転写開始のメカニズム
- 3P097バリルtRNA合成酵素によるバリンtRNAの認識機構
- グルタミルtRNA合成酵素およびtRNA^複合体のX線結晶構造解析
- 1R16 クラスIアミノアシルtRNA合成酵素によるtRNA認識機構
- 1R07 高度好熱菌グルタミルtRNA合成酵素とtRNA^の複合体のX線結晶構造解析
- 立体構造からみたグルタミルtRNA合成酵素の進化
- クラスIアミノアシルtRNA合成酵素が共通に保持するtRNA認識の分子機構 : コンピュータモデリングおよびASAによる解析
- 3. 新しいタンパク質立体構造 アミノアシルtRNA合成酵素 : 構造的見地から見た基質認識機構と分子進化
- 構造ゲノム科学
- 研究ニュース
- 分子が計算をする - 科学と情報科学の出会い
- 人工遺伝暗号システムを利用した機能性蛋白質の作製
- 転写因子によるRNAポリメラーゼの制御のメカニズム : 細菌の転写を阻害する新たな仕組み
- セレンをタンパク質に正確に取り込む : セレノシステインtRNA認識の構造基盤
- 真正細菌におけるグルタミニルtRNA生合成の構造的基盤
- 無細胞タンパク質合成系を利用した安定同位体標識