骨盤腔内に発生した後腹膜平滑筋腫の1例
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概要
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後腹膜平滑筋腫は,比較的稀な疾患とされている.今回われわれは下腹部痛を契機に発見された後腹膜平滑筋腫の1例を経験したので報告する.66歳,女性で,下腹部の鈍痛を認め近医を受診し直腸癌の疑いで当科紹介となる.当科にて注腸造影,CT,MRIにて岬角より仙骨前面に至る後腹膜に巨大腫瘍を認めた.経直腸的に生検施行し,平滑筋腫と診断された.手術にて切除した腫瘍は,12.0×11.5×5.8cm重量305gであった.摘出標本は,病理組織学的に平滑筋腫と診断された.
- 日本大腸肛門病学会の論文
著者
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日置 紘士郎
関西医科大学第2外科
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高田 秀穂
関西医科大学附属香里病院 外科
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日置 紘士郎
関西医科大学
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吉田 良
関西医科大学外科
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高田 秀穂
関西医科大学外科
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吉田 良
関西医科大
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中川 州幸
関西医科大学第2外科
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中川 州幸
関西医科大学衛生学教室
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中川 州幸
関西医科大学 第2外科, 第1外科
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