21世紀における感染症の捉え方 8. 感染症の概念の新しい展開 : germtheoryを超えて 4) EBウイルス感染症の多様性
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概要
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EBウイルスは普遍的ヒトヘルペスウイルスの一つでありながら,癌ウイルスと呼ばれる.感染初代B細胞は無限増殖性リンパ芽球に形質転換し,その感染細胞はウイルス産生をせずゲノムを保持し限られた遺伝子産物だけを発現する潜伏感染細胞であるという特徴をもつ. EBウイルスは細胞性免疫によってコントロールされ健常人に顕性感染症は稀であるが,一方で様々の腫瘍や免疫不全での致死的病態と関連している.
- 2001-12-10
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