限外ろ過装置で回収した台湾産サバヒー筋形質タンパク質の特性
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概要
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低イオン強度溶媒(0.1M KCl)で抽出した台湾産サバヒー筋形質タンパク質(Sp-P)をMWCO30000限外ろ過装置で回収し,その特性を検討した.昇温加熱によると,Sp-Pの凝集及び濁度変化は40℃以上から顕著となった.凝固率,反応性SH基及び乳化活性の変化も,濁度と同様の温度範囲で認あられた.また,DSC分析により,限外ろ過装置で回収したサバヒーSp-Pの変性は40-50℃で起こることが判明した.
- 社団法人 日本食品科学工学会の論文
- 1995-09-15