ニトロフェノール類のオゾン酸化とその生分解性
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概要
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Ozonation of nitrophenols and subsequent biodegradability were studied. Nitrophenols were easily decomposed by ozonation, but total organic carbon (TOC) could be reduced only to about 30-50% during an ozonation period of 120 minutes. The ozonated solution, after being mixed with activated sludge culture, was incubated for 4 days at 25°C, and biodegradability was then assessed by dissolved organic carbon (DOC) reduction. DOC of a non-ozonated solution was only slightly reduced even after 4 days incubation, indicating poor biodegradability. For the ozonated solution of nitrophenols, DOC removal more than 80% was achieved with a resulting DOC of less than 10 mg·l-1. Ozonation thus greatly improves the biodegradability of refractory nitrophenols.
- 社団法人 日本水環境学会の論文
- 1998-01-10
著者
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山岸 昂夫
産業技術総合研究所
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市川 廣保
資源環境技術総合研究所水圏環境保全部
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和田 慎二
資源環境技術総合研究所水圏環境保全部
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辰巳 憲司
資源環境技術総合研究所水圏環境保全部
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山岸 昴夫
資源環境技術総合研究所水圏環境保全部
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