臨床検査 免疫学的検査の意味と解釈
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概要
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ウイルス感染に対する特異的防御機構には細胞性免疫と液性免疫とがある.細胞性免疫機能の指標には, CD4細胞数, CD4/CD8比,ツベルクリン反応などが用いられる.液性免疫機能の指標は,抗ウイルス抗体,免疫グロブリン濃度である.抗ウイルス抗体価は, 2週間間隔をおいて採取した2つのサンプルにおいて4倍以上の上昇を認めた場合に有意と考えるのが普通である.ウイルス感染に対する非特異的防御機能の指標には, CH50, C3, C4などが用いられる.
- 社団法人 日本内科学会の論文
- 1996-05-10
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