抗菌療法:注射薬と経口薬の使い方
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概要
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高齢者は全身の臓器・組織に老化現象が進行しており,他臓器罹患の状態になっていることが多く,薬剤は多種類・多剤投与されていることも多い.薬剤の相互作用・副作用に注意し,患者の状態および臨床検査所見から薬剤の投与量・投与方法を考える.また,原因菌に対して抗菌力の強い抗菌薬の選択が重要だが,原因菌不明の場合は,高齢者は陰性桿菌,嫌気性菌が多いが,院外型・院内型に分けてempiric therapyを行う必要がある.
- 社団法人 日本内科学会の論文
- 1998-02-10