V.内分泌・代謝疾患 1.糖尿病性昏睡
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概要
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糖尿病性昏睡は,直接生命に関わる糖尿病の急性合併症として,適切でかつ迅速な治療が望まれる.日常臨床の場にあっては,意識障害の患者を診たら常に血糖値の異常の有無を念頭に置くことが何よりも重要である.低血糖を疑った場合は,簡易血糖測定器により即座に血糖値を確認するとともに,すみやかにブドウ糖を経静脈的に投与する.高血糖による昏睡(ケトアシードシス,非ケトン性高浸透圧昏睡)では,十分な輸液と適切なインスリンの投与が必要となる.
- 社団法人 日本内科学会の論文
- 1999-12-10
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