I.呼吸不全の診断と病態 5.急性憎悪の成因と病態
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概要
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呼吸不全患者は,易感染性,右心不全状熊,低栄養状熊等のため,軽微な侵襲で急性増悪を起こしうる.呼吸器感染症,心不全が急性増悪の主な原因で,安定時よりさらに低酸素血症が進行する.最も多い原因は感染症であるが,いったん急性増悪に陥ると,心不全,気道攣縮を合併して呼吸不全がさらに進行する. COPD患者では,気胸や中枢神経抑制薬も急性増悪の原因となる.
- 社団法人 日本内科学会の論文
- 1999-01-10