アルカンの構造異性体の組合せ論的数え上げ
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概要
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アルカン分子の中心を定義し,それに結合するアルキル基の組合せの仕方を数え上げることにより,アルカンの構造異性体数の数についての漸化式を求めた。炭素原子数が40までの結果は,グラフ理論によって得られている数値と一致することを確認した。この方法は初等的な組合せ論の積み重ねによるものなので,その演算速度はグラフ理論的方法よりは格段に遅いことがわかった。
- 1999-06-15
アルカン分子の中心を定義し,それに結合するアルキル基の組合せの仕方を数え上げることにより,アルカンの構造異性体数の数についての漸化式を求めた。炭素原子数が40までの結果は,グラフ理論によって得られている数値と一致することを確認した。この方法は初等的な組合せ論の積み重ねによるものなので,その演算速度はグラフ理論的方法よりは格段に遅いことがわかった。