右副腎腺腫合併のpreclinical Cushing's diseaseの一例
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概要
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雑誌掲載版67歳男。44歳より糖尿病、高血圧症、高脂血症で治療中であった。66歳時、腹部CT検査にて、径20mm大の右副腎腫瘍を認めた。下垂体病変は認められず、コルチゾール、ACTH分泌の日内変動は消失しているが、デキサメサゾン試験により抑制が認められ、経過観察となった。右副腎腫瘍に対する第2回目精査目的で入院した。内分泌学的検査結果より、クッシング病に特徴的な身体徴候を欠如している下垂体病変によるプレクリニカルクッシニング病が疑われた。131I-アドステロール副腎シンチグラムにおいては、第1、2回の精査目的入院時とも腫瘍側に有意な集積を認め、右副腎機能腺腫の合併が疑われた。下垂体微小腺腫に対して手術の同意が得られず、経過観察となった。その後も、クッシング徴候は出現せず、画像検査では下垂体腫瘍性病変の大きさに変化はないが、両側副腎病変の増大傾向を認めている。
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