飛躍をもたらす発想法の提案--共同研究の体験を基礎として (十川廣國教授退任記念号 [慶應義塾大学]商学部創立50周年記念)
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概要
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商学部創立50周年記念 = Commemorating the fiftieth anniversary of the faculty十川廣國教授退任記念号 = In honour of Professor Hirokuni Sogawa50周年記念論文・退任記念論文筆者は民間企業等をパートナーとして,環境ビジネスに関連したいくつかの共同研究を実施してきた。本稿では,①ダイオキシン類無害化実験および無害化焼却灰を原材料としたエコ・レンガの開発,②食品残さを活用した高級黒豚ビジネス,③ハード・メーカーによる木質系廃棄物リサイクル・モデル開発,の3つを取り上げる。いずれのプロジェクトでも,大小の差こそあれ,従来の延長線上にはない飛躍的な成果を収めることに成功している。 これら3つの事例に共通する点として,第1に「素人発想,玄人実行」を貫いていることを指摘する。最終的な目標に関する発想をする際には素人のような大胆さを尊重し,しかし同時にその目標を具体化するプロセスでは専門的知識を大いに活用していたのである。第2には,バックキャスティングの発想法をとっていたことである。このことは,すなわち,現在から未来を予測するのではなく,理想的な未来像から現在の課題を明らかにしていたことを意味している。 このような実例から導き出される結論は,次のような内容である。すなわち,飛躍を実現させるためには,バックキャスティングの発想法をとり,かつ最終目標は素人のように大胆に設定しつつ,具体化プロセスでは玄人として緻密に行動をすることが重要である。
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