資源循環型桑園管理体系の確立
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概要
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伐採した桑樹枝条は収集、桑園外への搬出、堆積が困難だが、PO駆動型チッパーを使えば、桑園において1cm程度に細断でき、片付け作業の効率化と大幅な減容化が可能であった。抜根株は、その形状から直接チッパーに投入できない。薪割り機による前処理をすればチップ化も可能だが、作業能率は著しく低い。桑樹チップを畦間のマルチ資材として活用したが、十分な抑草効果は得られなかった。桑樹チップは、堆肥化の際の水分調節材として利用するのが適当だが、さらなる利用場面拡大のためには、2次処理などをして利用価値を高める必要がある。
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群馬県蚕業試験場 | 論文
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