口蹄疫の疫学
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概要
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近年、汎アジアグループに属するO型口蹄疫ウイルスによる口蹄疫がアジアからヨーロッパにかけて流行している。2000年にわが国で発生した口蹄疫もこのグループに属するウイルスによるが、その後も、隣国の韓国(2002年)や同じ島国の英国(2001年)に侵入し、大きな被害を与えている。韓国では2000年の発生に引き続く口蹄疫の発生であるが、2002年の発生も大流行に至る前に終息した。一方、英国では発生件数が2000件以上にも及ぶ大流行となり、650万頭の家畜が殺処分されるに至った。このような海外の発生事例からわが国が学ぶことは多いと考えられるため、本稿では韓国と英国での発生事例について疫学的な視点から紹介したい。
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