携帯式牧草水分計の開発
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概要
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携帯式牧草水分計として電極に電磁波遅延方式を採用した装置の開発を行った。作成した検量線は草種・ステージに関わらず0.924~0.999の相関を示し,バラツキは大きく改善された。一次・曲線回帰を用いての測定では草種・ステージ別の検量線が必要で,一次回帰は曲線回帰よりやや高い精度を示した。重回帰では牧草全体の水分率推定の検量線が有効で,他の検量線と比較して最も高い精度を示した。また,詰込み重量の説明変量を加えることで検量線の対象を広げることが可能だった。最も適合した検量線を用いた場合,誤差の平均は5.3%,範囲は1.1~18.2%と大きく,実用には利用水分域の限定や反復数の増加などの条件が必要と考えられた。
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宮崎県畜産試験場 | 論文
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