膵腫大の増悪と軽快を観察し得た膵管狭細型慢性膵炎の1例
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概要
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雑誌掲載版64歳男.平成11年3月より腫瘤形成性膵炎で経過観察,5月初めに閉塞性黄疸を認め再入院.3月のCTでは膵全体に軽度の腫大を認めたが,5月には膵全体が著明に腫大していた.又,3月のERCP像では頭体移行部主膵管が限局性に拡張していたが,5月には主膵管は全長にわたり狭細化像を示した.短期間のうちに主膵管が全長にわたって狭細化し,かつ口径不同を呈したため膵全体癌を否定できず膵生検を施行.組織の結果,悪性所見は認めず,膵実質の脱落,炎症性細胞浸潤と線維化を認め,瀰漫性膵管狭細型慢性膵炎と診断.免疫学的異常がなくステロイドを使用せずに経過観察したところ,膵腫大と下部胆管狭窄の改善を認めた
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