感染症サーベイランス・データを用いた地域間の患者発生の類似性の検討
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概要
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厚生省から交付された1981~1990年の感染症サーベイランス・データを用いて,全国8地域間および長野県と周囲の8県間の患者発生状況を比較検討した.21疾病について,各地域間の患者発生数のグラフの上向・下向の動きを数値に置き換えクラスター分析を用いて解析した.全国8地域間の患者の発生パターンは九州,中国,近畿,中部および関東では類似性が高いが,四国,東北,北海道ではそれぞれ独立性が高いと考えられた.長野県と周囲の8県間の解析から長野県の感染症の発生には,太平洋方面である関東および関西からの影響が大きいと考えられた.
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