直腸粘膜下腫瘍の形態を呈した前立腺癌直腸壁転移の1例
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概要
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雑誌掲載版58歳男.1997年9月より前立腺癌に対して内分泌療法を施行していた.1998年6月頃から便秘を認め直腸腫瘍の疑いで当科へ入院となった.入院時検査所見ではPSA値が210.0ng/mlと高値であった.注腸X線,大腸内視鏡所見で直腸右側前方に径12cmの大の粘膜下腫瘍を認め,CT,MR所見では悪性腫瘍を疑った.超音波内視鏡所見では筋原性腫瘍も疑われたが,腫瘍の増大に比例してPSA値も増加していることから前立腺癌の直腸転移を第一に考えた.治療は,腹会陰式直腸切断術を施行した.抗PSA,PSAP抗体による特殊染色を含めた病理組織学的検討により前立腺癌の直腸壁転移と診断した
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