インターロイキン-1と視床下部-下垂体-副腎皮質系 免疫系と神経内分泌系との負のフィードバック調節機構
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概要
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雑誌掲載版in vivoの実験では右心房内へカテーテルを慢性的に留置したWistar系雄ラットを,in vitroでは下垂体単層培養法を用いた.IL-1分泌量はヒト末梢血単核球培養法を用いた.1) IL-1の静注により血中ACTH値は有意に上昇し,ピーク値は投与10分後に見られた.2) IL-1は下垂体培養細胞からのACTH分泌には影響を与えなかった.3)次に,IL-1によるACTH上昇反応が視床下部のCRFを介していることを確かめるために,CRF抗体を用いた免疫中和実験を行った.CRF抗体で前処置された群ではIL-1静注による血中ACTH反応は観察されなかった.4)プレドニソロンはヒト末梢血単核球からのIL-1分泌を用量反応性に抑制した.IL-1とH-P-A系との間に負のフィードバック調節機構の存在が示唆された
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