サレン-マンガン錯体を用いたスルフィミドの速度論的分割
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概要
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スルフィドから誘導される光学活性なスルホキシミンは配位可能なヘテロ原子を複数有し、有機触媒や金属触媒の配位子などへの利用が期待される化合物である。パラジウム触媒の配位子や擬ペプチドへの利用等が報告されているが、その数はあまり多くない。その理由としては、入手方法が限られており多様なスルホキシミン類の入手が困難であることが考えられる。本研究では、サレン-マンガン錯体を触媒に用いたスルフィミドの速度論的分割の検討を行い、光学活性なスルホキシミンの入手法について検討を行った。生成物の鏡像体過剰率は最高で26%であった。また、基質と触媒の組合せについて、基質の立体的な要因が反応性に大きな影響を与えていることが分かった。
著者
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