深部静脈血栓症予防対策 : FDP-DDを指標にして
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概要
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深部静脈血栓症(DVT)の予防ガイドラインが発刊され、予防対策が奨励されている。予防対策として弾性ストッキングは、静脈血栓症のリスクがなくなるまで着用とされているが、リスクがないといえる時期はいつなのかの指標がない。そこでFDP-DD値を17例の脳腫瘍開頭術患者の術前・術直後・術後4日目・術後1週間で測定・比較し、1μg/ml以下になった時点を弾性ストッキング解除時期にできると考えたが、術後1週間経過した時点で、FDP-DD1μg/ml以下となったのは、17事例中1事例のみで、弾性ストッキング解除時期を明確にすることはできなかった。
- 信州大学医学部附属病院看護部の論文
- 2007-03-00
信州大学医学部附属病院看護部 | 論文
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