奥村組は、作業スペースに制約のあるボックスカルバートを内側から耐震補強する機械化施工法を開発した。壁の前面に管やケーブルがあっても、コアを抜くスペースがあれば、壁一面に効率的に鉄筋を挿入して補強することができる。 コアドリルで壁部に設けた水平孔に、自動ウオータージェット切削機のノズルを挿入。鉛直に超高圧水を噴射して、壁に縦方向のスリットを開ける。