高次脳機能障害者の社会生活支援 : 青森県の現状を踏まえて
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概要
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近年、頭部外傷や脳卒中を原因として生ずる高次脳機能障害者に対する援助方法への関心が高まっている。高次脳機能障害は、失語・失行・失認に加え、注意障害・記憶障害・遂行機能障害や社会的行動障害なども含むが「見えない障害」と呼ばれ、机上の検査等ではその問題点を十分に抽出・把握することが困難である。患者は退院後の生活の中で問題が顕在化することが多く、その対応が十分でない場合には就労・就学を含む社会参加や、社会復帰に困難を生ずる。全国的には各支援拠点機関を中心に、高次脳機能障害支援モデル事業等を通じて、支援の体制が整ってきているが、当事者全国組織などから、青森県では支援の状況が未整備であるとの情報を得た。今回、青森県における高次脳機能障害者に対する支援の状況や今後の支援のあり方について検討を行ったため、今後の課題を含めここに報告する。
- 2010-03-17
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