英語コミュニケーション授業におけるウエットとドライ学習アプローチ : 長崎大学の新入生が好むウエットとドライ学習方法のバランスとは?
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概要
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背景:ウエットとドライ学習のバランスは、英語コミュニケーションスキルの上達において重要な役割を果たす。本研究では、英語コミュニケーション授業を受講している大学1 年次生が好むウエットとドライ学習のバランスについて、調査を行った。方法:本研究は、2009年の7 月に長崎大学にて実施された。研究対象は、前期英語コミュニケーション授業を受講した148 名の1年次生であった。口頭の同意が得られた学生に、無記名自記式質問票を用い、ウエットとドライ学習アプローチに関しての調査が行われた。結果:90%の学生は、ドライ学習アプローチよりウエット学習アプローチを好んだ。中程度のウエット学習アプローチを好んだ学生の割合は、約70%であった。約85%の学生は、在学中に海外旅行を希望した。約75%の学生は在学中にTOEIC やTOEFL といった英語検定テストを受験する意図があった。結論:本研究の結果から、学生の英語コミュニケーションスキルを向上させる為には、ウエット学習アプローチのカリキュラムをさらに提供すべきであることが示唆された。英語コミュニケーションスキルの向上のためには、学生は学習アプローチのバランスが必要であると認識していた。これは、学習方法について学生が自律性をある程度持っていると考えられる。本研究の結果は、英語コミュニケーション授業を担当する教員が学習アプローチを決定するための一助となるであろう。
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