日本水産はグローバルな供給網構築を進める一方、在庫の膨張に悩んでいた。品切れを恐れ過剰発注しがちな事業部門に経営トップが働きかけ、100億円以上の在庫圧縮に成功。サプライチェーン・マネジメント(SCM)の専門部隊が物流コストのムダを潰し、筋肉質の企業体質転換に挑む。