現場の無駄取りや生産性向上の活動を風土になるまで根づかせてきたキヤノン電子。東日本大震災後、これまで手付かずだった生産設備の電力を見直して工程を改善することにより、工場全体で使用電力を30%削減するのに成功した。酒巻久代表取締役社長は「現場改善や生産性向上の活動に終わりはない」と話す。