ソーシャルワークにおける「主体性」に関する一考察--主体性概念に着目して
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
ソーシャルワークにおいては,クライエントの「主体性」ということが常に重要視されてきた.主体性の形成は,一方ではパターナリズムからの脱却,他方では近代的市民としての自立・自律に向けて意味をもったものである.しかし,臨床場面ではクライエントの「主体性」を保障できにくい条件が多く,クライエントの「主体性」に価値を置く理論と実践との乖離や葛藤が生じている状況がある.本稿は,ソーシャルワークにおける「主体性」概念をソーシャルワーカーの実践の中で検討することを通して,「主体性」を単に「個の尊重」として捉える従来の考え方を再吟味し,個人が社会的存在であるという点に着目して「主体性」概念の再構築を図ろうとするものである.
論文 | ランダム
- 1583 ロックボルトおよびベアリングプレートの作用効果に関する実験(NATMの理論と実際)
- 東大阪市における天空照度の測定と設計基準値の検討 : 環境工学
- 10.矯正患者の顎機能の検討 : 最大開口運動を中心として(一般口演,第42回北海道矯正歯科学会大会)
- 9.Cephalo Movie (Quick Time Movie)上での遅発性下顎前突症例の顎頭蓋成長の観察(学術展示,第40回北海道矯正歯科学会大会)
- 評価値一斉法を用いた循環律の解法