公立図書館未設置市町村への図書館サービスの拡大について--定住自立圏構想の取組の視点から
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概要
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本稿では,公立図書館未設置市町村に居住する地域住民に対して,図書館サービスをどのような形で提供していくことが可能かという課題を主要論点として設定した上で,平成の合併後の新たな広域行政手法である定住自立圏構想に着目し,同構想に係る具体的取組の現状を分析することにより,これら取組が当該課題に対する一つの解決手法として機能しうるかどうかを検証した。既に策定された定住自立圏共生ビジョンに公立図書館関連施策がどのように位置づけられているかを分析した結果,一部の事例において,市町村の行政界を越えて,圏域内の公立図書館未設置町村に居住する地域住民に対し図書館サービスが提供されようとしている動きが明らかとなったものであり,本稿課題に対して一定の効果が期待できるものと考えられる。
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