Attaboy--映画Gran Torino(2008)の人間学(2)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
アメリカ映画 Gran Torino(邦題「グラン・トリノ」)は、ハリウッド屈指のフィルムメーカー Clint Eastwood の監督・主演にかかる2008年度作品、翌2009年初頭に全米公開されるや大きな話題を呼んで映画ファンの評価も上々、国内の興行成績でも予想外の高収益を挙げた。朝鮮戦争で勲功を立てた元英雄で、フォード社の熟練機械工として勤め上げ、現在は悠々自適の生活をおくる老人ウォルト・コワルスキとラオス系移民(モン族)の少年タオとのこころの交流を、人間の誇り、父性、老いと死、暴力と贖罪といったテーマを軸に、悠揚迫らぬリアリズムの手法で描いた作品である。本稿は言語文化論の立場から、脚本家 Nick Schenk によるスクリーンプレイを通して、Eastwood 独自の語りの世界を読み解く試論である。
論文 | ランダム
- 互いの学会のパートナーシップの意義と有用性(わが国の医療機器産業の振興に果たすべき学会の役割,変わりゆく医療と時代を支える医療機器の新展開,第84回日本医療機器学会大会)
- 医療施設選択行動の時系列変化に関する数量的研究(建築計画)
- 2Ma12 Alicyclobacillus acidoterrestrisの耐熱性に関する多面的な解析の試み : 2.ナノサーチ技術の利用による新しい解析(食品科学・食品工学,一般講演)
- 442 スイゼンジノリ(Aphanothece sacra)の培養条件の検討
- 111 固定化酵母によるビール連続醸造について