この1年ほど,ビデオ・カメラを片手に新興国の家庭を訪問するソニーの技術者が増えている。現地の生活環境を映像に収め,テレビなどのデジタル家電が,どのような家で,どのように使われているかを理解するためだ。同社でグローバルマーケティングを担当するSVPの鹿野清氏は「日本にいても現地のニーズは分からない。