Acer社は価格競争力という鋭い爪を持つ鷹のようだ。徹底した業務の絞り込みによって,その身は他社に比べて圧倒的に軽い。イラストは,Y’s Research社の陳逸如氏の発案に基づく。(イラスト:矢作信雄) 「2010年には,ノート・パソコンの世界出荷台数シェアでトップに立つだろう」注1)。台湾Acer Inc.(宏碁)が今,こうささやかれるほどの成長を遂げている。