フジタは、既設の鯵ケ崎トンネル(山形県鶴岡市)で、内部に鋼製のプロテクターを設置して、車両を片側交互通行させながら拡幅する工事を実施した。プロテクターの断面形状を標準設計から見直したことによって、全面通行止めの時間を半減し、工期を1割短縮できた。国土交通省東北地方整備局が発注し、工期は2008年3月〜09年6月だった。