京都五色浜岩石海岸の微地形--TafoniとGnamma
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概要
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岩石海岸を構成している微地形の形成要因や形成過程について考察することが本研究の目的である。日本海に臨む京都府北部網野町の流紋岩質凝灰岩からなる五色浜一帯は山陰海岸国立公園に所属する景勝地である。付近には空中写真で示すように、海岸段丘が発達しており、そのうち最下段には波浪によって形成された海食台地である岩石床が広がっている。その岩石床も図一1で示すように、2~4mの高度差で2段に分かれている。岩石床として形成された当時は同様環境下であったものが、地盤の隆起(段丘化)により分化したものであるが、しかし現在両岩石床面上に存在している微地形は、かなり異なっていることに気づいた。そこで、本論では種々の微地形のうち特に特徴的な存在であり、さらに分布状況に違いがみられるTafoniとHoleに絞って報告する。
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