東京都は9月1日、豊島区内で8月5日に発生した下水管増水事故を受け、安全管理の強化策を打ち出した。降雨時に雨水が流入して増水する恐れのある下水管の工事などを対象に、一滴でも雨が降ったら作業を中止・中断するなどの新基準を盛り込んだ。作業を中断する際には、人命を最優先して、使用中の資機材を放置したまま速やかに退避することとしている。