ベトナムの産業クラスター戦略に関する一考察--ハノイ・ホアラック・ハイテクパークの事例
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概要
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ハノイのホアラック・ハイテクパークは,R&D活動の促進,製品生産と商業化,ビジネス・インキュベーションの推進,ハイテク分野の人材開発などのイノベーション戦略を展開している地域で,多機能で環境に配慮した産業クラスターである。優先的国家プロジェクトとして推進しているホアラック・ハイテクパークでは,5つの機能に大別した開発ゾーンを構成,それぞれの開発ゾーンが積極的な展開を行っている。同地域は,知的エネルギーが高度に密集した産業クラスターを目指したベトナムおける代表的な地域である。アジア地域において高い経済成長率を示しているベトナムの産業クラスターは,導入されたばかりで正否の判断は下せないが,今後の展開がアジア諸国における産業クラスター戦略に対しても非常に参考となり,有益なモデルと成り得る事例である。
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