激流・投資マネー(4)「個人」肥大化の危うさ--リスク意識を失い、世界を徘徊

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概要

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保守的と言われ続けてきた日本の個人マネーが「利」を求めて、世界を徘徊し始めた。儲けられない日本を捨てて、欧米、新興国へ。そして今、巨大な米国の個人マネーまでも、母国から離れ始めた。巨大マネーが一挙に注ぎ込む市場に不安はないのか。　東京の地方公務員、宮内敦（仮名）にとってこの10年間は、日本の株式市場の好不調の大波とともに激しく浮き沈みした日々だった。
2008-01-28

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