売上高で総合電機3番手の三菱電機が、様々な経営指標でトップに立った。半導体・携帯電話を縮小し、FA機器や昇降機などに集中する戦略が奏功。グローバル化と地道な改善活動を継続することで、一層の成長を目指す。 10月31日、三菱電機の下村節宏社長は中国の大連市内にある日航ホテルに向かった。中国に進出する三菱電機の関連会社約25社が一堂に会する戦略会議に参加するためだ。