あなたはどういう友人と付き合っているか--友人選択における原子価の影響について
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概要
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人が多くの人の中から友人を選択する際、現在までの先行研究から自分との「類似性」や「異質性」に影響されていることが明らかになっている。そこで、本研究の目的は人間の特性についてBion(1961) 、Hafsi(1997)の理論である「原子価(Valency)」の観点から述べ、「類似性」と「異質性」による対人選択について新たな観点を提供することである。そのため、最初に「原子価」の特徴と分類についての概念について詳しく述べた上で、Hafsi(2006)の原子価同士の繋がりに関しての仮説について述べた。その上で・Hafsiの仮説に基づいた新たな仮説を立て、それを実証する研究をおこなった。その結果、人が対人選択に用いるのは自分との「類似性」が最も影響があることが明らかになり、さらに「異質性」も影響があることが証明された。換言すれば、本研究から対人関係は最も「類似性」関係が構築されやすいが、「異質性」即ち「相補性」関係も構築されることも新たな観点から示唆された。
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