非ペリメータ型セキュリティモデルへのプロセスとしてのメタ情報伝播型P2Pセルモデルに関する研究
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概要
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知的活動の効率を向上させると信じられてきた情報共有の促進が,セキュリティ上の大きな脆弱性として社会問題化している。組織において,どのような意図により,どういう手段で情報共有が進められてきたかを,共有手法の発展段階に応じて,原始的個別情報,データリンク的情報集約,ネットワーク型情報共有と定義することにより明らかにする。その上で,情報共有がもたらした組織成員に期待される役割の質的変化と,不可避的に組織が直面することになった情報の混沌との関係性に言及し,その状況にペリメータセキュリティモデルが対応できない原因を考察する。確立までに時間を要する非ペリメータ型セキュリティモデルへのつなぎ技術として,メタ情報伝播型P2Pセルモデルを提示して,急増するセキュリティインシデントを抑制する一つの方法論を確立することを狙いとする。
- 関東学院大学経済経営研究所の論文
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