オーストラリア シドニー湾マンリー海岸に生じている風化微地形
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
筆者のライフワークである「地形学」の立場より、これまで「岩石」の風化過程やその速度と、その結果出現する「微地形」について調査してきた。その場合、岩石表面の変状や変形は、風化・剥離・侵食破壊の順で進行する。その結果形成される侵食微地形は、蜂の巣状多穴型・皿状窪み型・のっぺり窪み型などの形状を示す。しかもその差は、それぞれの地域の気象・気候や岩種・岩質の相異によって変わってくるし、さらにはその形成速度も変わる。そこで筆者は、これまで上記のような特徴(差)が良く現れる地域を世界各地から選定し、可能な限り現地を訪ね、現場で観察・測定を行いつつ調査を続けてきた。今回は、オーストラリアシドニー湾の太平洋に臨むマンリーManly海岸で、2002年・2004年夏季と2005年冬季に調査を行ったのでその結果を報告する。
- 奈良大学総合研究所の論文
奈良大学総合研究所 | 論文
- 資料 Rによる基礎統計分析
- 奈良大学研究助成概要報告 奈良県下高校生の生涯発達意識に関する実証的研究--大学進学意識を中心として
- 相互独立的-相互協調的自己観尺度に就いて
- 奈良大学研究助成概要報告 企業の成長初期段階におけるマネジメントに関する研究
- 全国紙地方版の見出目録のデータベースに関する一考察--近代地域史研究における有効性と課題