研修講座 判例紹介 刑事裁判は合理的疑いを超える証明が必要であるから,供述により公訴事実を認定するためには,単に裁判官がこの供述は信用できると考えるだけでは不十分であり,客観的証拠によりその供述が裏付けられることが要求されるとした原判決は,自由心証主義に法の定めるところではない制約を加えるもので到底採用し得ないなどとして破棄された事例(広高松江支判平成16.1.26)
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概要
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- 誌友会研修編集部の論文
- 2005-03-00
誌友会研修編集部 | 論文
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- 犯罪収益の没収・追徴
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- 研修講座 判例紹介 警察車両の追跡から逃れようとして自動車専用道路を逆行中の被告人運転車両が対向車両と衝突して同車の運転手に傷害を負わせた事案につき,被告人には対向車両の通行を妨害する積極的な意思があったと認定して危険運転致傷罪の成立を認めた事例[広島高裁平成20.5.27判決]