クイズ・欠陥構造物に学ぶ(第26回)岸壁の設計 一石二鳥だと思ったが…
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概要
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水深8mの岸壁を設計した。前面に設置した鋼矢板と背面の地盤に打ち込んだ2本の鋼管杭とを，タイロッドと呼ぶ鋼材で結ぶ。水平方向の抵抗力を増すため，鋼管杭はそれぞれ20度の傾斜角を付けた。鋼管杭は鋼矢板を支えると同時に，荷役用のクレーンの基礎も兼ねるように工夫した。一石二鳥だと思ったが，設計を見た上司は「これでは施工後，大変な問題が起こるぞ」と指摘した。
- 2004-08-27
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