判例評論 最新判例批評(33)1.道路の不法占有と住民訴訟の対象 2.公有財産が不法占有によって所有権の完全な行使が妨害されるときと、財産的価値の毀損の有無 3.長期間の道路法上の占用許可と、借地権類似の権利の発生の有無及び損失補償の要否 4.〔神奈川県大磯〕町長が、町の所有に属する町道についてその並木敷の明渡を求めるには損失補償を要するとの誤った見解に立って、その明渡を求めないことは、財産管理を怠る事実に該当するが、損失補償の要否に関して別の見解があったことに照らして、違法に財産管理を怠ったとはいえない
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概要
判例時報社 | 論文
- 許可抗告事件の実情--平成16年度
- 最新判例批評([2010] 14)過払金返還請求権の消滅時効は継続的な金銭消費貸借取引が終了した時から進行するとして、過払金返還請求及び過払金発生時からの民法704条所定の利息の請求が認容された事例(最二判平成21.7.17) (判例評論(第613号))
- 最新判例批評([2008] 4)法律上の原因なく代替性のある物を利得した受益者が利得した物を第三者に売却処分した場合に負う不当利得返還義務の内容(最一判[平成]19.3.8)
- 判例評論 最新判例批評(34)地代等自動改定特約と借地借家法11条1項(最高裁平成15.6.12一小法廷判決)
- 判例評論 最新判例批評 独占禁止法における課徴金制度と不当利得返還制度の関係(東京高判平成13.2.8)