今から40年以上も前、まだあちこちで労働運動が盛んだった頃、神戸のある中小企業では毎日毎日赤い旗が立ち、もう明日にも潰れそうになっていました。孤立無援の社長はふと、学生時代に京都・嵐山の天龍寺で坐禅をした時に管長が話された言葉を思い出した。