判例評論 最新判例批評(88)1.固定資産評価審査委員会の審査決定が、評価の基礎とされた標準宅地の選定及び評点数の付設の双方に瑕疵があるのに、これを看過した点で重大な審理不尽があるとして取り消された事例(実体的問題) 2.固定資産評価審査委員会の審査決定の一部(原告が客観的時価と考える価格を上回る部分)の取消しを求める訴えが、当該訴えは決定全部の取消しと正しい価格への是正を命ずることを求める取消判決と義務付け訴訟を結合させたものであるとして却下された事例(訴訟手続上の問題)(東京地判平成14.3.7)

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