5年前から認知障害などの症状が現れていたが、過去2年の間には、アルツハイマー病の重症度の指標であるMMSEテスト(次ページ参照)が3点悪化(満点は30点)と病気の進行が加速してきた。診察と種々のテストからアルツハイマー病が疑われたことからアセチルコリンエステラーゼ阻害剤のリバスチグミン(ノバルティス社)を投与された。